すまいのお悩みQ&A
-
Q. 「請負契約」と「売買契約」の違いは?
住宅を建てる際に、契約の方法に「請負契約」と「売買契約」の二つの方法があると聞いたのですが、どのような違いがあるのですか?
A.「請負契約」とは、注文住宅を建てる際に、請負人が住宅を建てることを約束し、その結果に対して報酬を支払う契約です。一方、「売買契約」とは、建売住宅や中古住宅など,既に完成している住宅を購入する契約です。土地のみを購入する際も「売買契約」です。「建築条件付土地」の場合は,まず土地を「売買契約」で購入し,それから建物を「請負契約」で建てる,という段取りになります。
このように,状況に応じて契約方法が違います。
なお、請負契約の場合は,契約書のほか、設計図書、仕様書(材料のグレード等を記載したもの)、工事費見積書等が添付されます。住宅に付随した設備工事や外構工事、工事監理が請負契約に含まれているかどうかを確認する必要があります。
また、売買契約は住宅そのものの購入となりますので,後からトラブルにならないよう現物をしっかりとチェックしておいた方がいいでしょう。
いずれにしても,きちんと契約書を作成し、その中身をしっかりと確認した上で契約することが大切です。
2018年02月13日現在