すまいのお悩みQ&A
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Q. 固定金利、変動金利のメリット・デメリットを教えてください。
住宅ローンを利用する予定ですが、固定金利と変動金利のどちらの金利商品を利用するか迷っています。固定金利、変動金利のメリット・デメリットを教えてください。
A.住宅ローンの金利は、大きくは「固定金利タイプ」と「変動金利タイプ」の二つに分けられます。
「固定金利タイプ」は借り入れたときの金利が全返済期間を通じて変わりません。市場金利が上昇しても当初の借入金利が維持され、返済額が確定するメリットがありますが、逆に金利が低下しても返済額が変わらないのがデメリットです。
変動金利タイプには固定金利期間選択型と変動金利型があります。固定金利期間選択型は当初○年間など一定期間固定金利が適用されるタイプで、固定金利の期間中は返済額を確定できるメリットがありますが、固定期間終了後に金利が変動する可能性があるため、返済計画が立てにくいデメリットがあります。変動金利型は金利情勢の変化に伴って半年ごとに金利が見直され、5年ごとに返済額の見直しがあります。見直し後の返済額は、直近の1.25倍が上限です。金利の変動を敏感に反映しますので、金利が低下すれば返済額は減少する反面、金利が急上昇した場合は返済額が大幅に増加し、未払利息が発生する恐れがあります。
2018年02月13日現在
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Q. 住宅ローンを選ぶ際に気をつけるポイントは何ですか?
住宅を購入する際に、住宅ローンを利用しようと考えています。金融機関からたくさんの種類の住宅ローンがでていますが、選ぶときのポイントを教えてください。
A.住宅ローンを利用する際に考慮するポイントとしては、「借入金額」「返済期間」「借入金利」の3つが挙げられます。
「借入金額」は、購入する物件の金額や頭金の額によって変動しますが、いくら借りられるかではなく、いくらなら無理なく返済できるかという視点で借入額を決定することが重要です。
「返済期間」は、将来の家族にかかるお金や収入などのライフプランを考えて、いつまでに返済を完了したいと考えているかで決定します。
「借入金利」は、大きくは「固定金利」と「変動金利」に分かれており、固定金利は返済途中で金利が変わらないので、返済計画が立てやすいといえます。変動金利は市場金利の変動に合わせて金利が変わるもので、金利水準が低いときは返済額は少なくて済みますが、金利が上昇すれば返済額が上昇するので、注意が必要です。
返済完了までは、非常に長い期間がかかります。目先の金利だけにとらわれることなく、長期的に考えて利用するローンを決定することが重要です。
2018年02月13日現在
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Q. 住宅ローン利用特約とは何ですか?
住宅の売買契約を締結しましたが、購入資金に充てるため、住宅ローンの申し込みをする予定です。住宅ローン利用特約という条項がありますが、どういう特約ですか。
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Q. 提携ローンとはどういうローンですか?
建売住宅の売買契約の説明を受けた際に、「提携ローン」を利用するか確認されました。提携ローンとはどういうローンですか。
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Q. 家の後に裏山があり、土砂災害が不安です。注意しておくことは?
家の裏山で土砂災害が起きないか不安です。日ごろから注意しておく点があれば教えてください。
A.土砂災害には大きくは土石流、地すべり、がけ崩れがあり、人命や住宅、田畑に甚大な被害をたびたび発生させます。以下の現象が、兆候として現れることがあります。
1.土石流は谷や斜面にたまった土・石・砂が、豪雨の影響で雨と一緒に大量に流れ出すことをいいます。流れも速く、かなりの破壊力があります。
・わき水の量が増える
・川が濁ったり、流木が混ざる
・雨が降っているのに、川の水位が下がり始める
2.地すべりは地下水の影響などから、緩やかな斜面で地面が滑り出すことをいいます。大規模な場合は、住宅ごと滑り出す場合があります。
・斜面や地面にひび割れが出る
・地鳴り音がする
・斜面から水が吹き出る
3.がけ崩れはがけの地面に水がしみ込み、弱くなった斜面が突然崩れ落ちることをいいます。住宅を押しつぶして人が生き埋めになるなど、非常に危険です。
・斜面や地面にひび割れができる
・地鳴り音がする
以上のような現象が現れましたら、危険ですので早めに安全な場所に避難してください。
2018年02月09日現在
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Q. 放火による火災を防ぐために、予防策はありますか?
近所で放火事件が起き、非常に不安です。放火に対して、何か予防できることはありませんか
A.個人での予防も重要ですが、地域ぐるみで以下のことに取り組むようお勧めいたします。
1.地元消防団等を核とした防犯パトロールを定期的に行う。
2.家の周囲に燃えやすいもの(収集日時以外の可燃ゴミなど)を置かないようにする。
3.放火は、夜間や人気のない場所でよく発生するので、街灯や門灯をつける。
4.空き家、物置・車庫などは、外部からの侵入が容易で人目につきにくく、放火の対象として狙われやすいので、必ず鍵をかける。
5.郵便箱に放火されることもあるので、郵便受けに郵便物を溜めない。
6.車やバイクなどのボディーシートは、燃えにくい材料(防炎製品)を使用し、自転車の荷かごや荷台に可燃物を残さない。
2018年02月09日現在
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Q. 隣家の瓦が飛んできて、ガラスが割れた。損害賠償請求できる?
先日の台風の際に、隣家の屋根瓦が私の家に飛んできて、窓ガラスを割る被害が出ました。以前から隣家は台風で瓦が飛ばされており、危険だと思っていましたが、隣家に対して損害賠償を請求することはできませんか?
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Q. ピッキング対策など、自分で出来る簡単な防犯対策は?
最近近所でピッキングによる空き巣被害が出ました。普段からできる防犯対策を教えてください。また、ピッキング以外の空き巣への対策も教えてください。
A.ピッキングは、ドアの鍵穴に特殊な工具を差し込んで錠を開ける手口を言いますが、その他のドアからの侵入方法では、ドリルでドアに穴を開けてサムターンを回す「サムターン回し」や バール等の用具をドアの隙間に入れてこじ開けるなどの手口があります。泥棒は通常侵入に10分以上かかる場合、侵入をあきらめるケースが大半です。補助錠を付けて侵入に時間がかかれば、犯行を諦めさせる効果が高くなりますので、補助錠を付けることをお勧めします。
また窓からの侵入を防ぐために、窓に面格子を付けたり、ガラスに防犯フィルムを貼り付けるなどの対策が効果的です。
2018年02月09日現在
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Q. 子どもや高齢者がすまいで事故に遭わないための対策は?
夫婦と高齢の親、まだ幼児の3世代で住んでいます。家のなかでの高齢者や幼児のけがを防ぐためには、どんな対策をしたらいいでしょうか?
A.住宅内の事故で多いものとしては、
下記のとおりです。(1)風呂場で溺れる、転ぶ
(2)廊下と部屋の段差につまづいて転ぶ
(3)階段を踏み外して落ちる
(4)ベランダから転落する
けがをする人も乳幼児と高齢者に集中しています。事故を防ぐには、ちょっとした工夫で効果を挙げることができます。
例えば
・風呂場、階段、廊下に手すりをつける
・床を滑りにくい材料に替える、滑り止めシートを貼る
・床の段差にすりつけ板を取り付ける
・ベランダの手すりを床から110cm以上の高さにする
・ベランダには台になるものを置かない
などです。
事故が起きる前に、早めに対策を講じてください。
2018年02月09日現在
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Q. リバースモーゲージとは何ですか?
夫と死別して単身となり、老後が不安です。自宅を担保に融資が受けられるリバースモーゲージという制度があると聞きましたが、どういった制度ですか。
A.リバースモーゲージとは、所有している自宅等の居住用資産を担保に金融機関や自治体から毎月一定額の融資を受け、契約者の死亡時に金融機関が自宅を引き取り、返済資金として借入金を一括返済する融資のことをいいます。
自宅などの資産をそのまま所有しながら生活することができるため、現金所得の少ない高齢者が年金代わりに活用することができます。住宅を手離すことなく、収入を確保する手段として利用されています。
ただ、不動産価格の下落や借入金利の上昇が起きると、借入金額が自宅の価格を越えてしまったり、想定以上に長生きできたことにより借入金額を使い果たすなどのリスクがあります。
2018年02月09日現在
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Q. リフォームを計画していますが、何に気をつけたらいい?
家を建ててから20年目になります。そろそろ家のリフォームをしようかなと思いますが、どういう点に気をつければいいんでしょうか。
A.ひとくちにリフォームといっても、目的や中身はそれぞれ異なります。建物の老朽化、設備の陳腐化、家族の成長や独立、高齢化に伴う間取りの変更など様々です。業者まかせにせず、自分でやりたいことの優先順位を決めましょう。住みながらの工事には新築にはない苦労も伴いますから、家族全員の意見をまとめることも大切です。
またできるだけリフォームに関する情報を集め、何をしたいのか、どこ(だれ)に頼みたいのか、自分自身でよく考えましょう。情報源としては、(1)リフォーム専門のショールーム、(2)本・雑誌などの書籍やインターネット、(3)すまいるネットなどの住宅相談機関、(4)近所でのリフォーム事例などがあります。
さらにリフォームした施工例を写真や実物で見ることをお勧めします。
設計事務所や工務店選びはくれぐれも慎重に行うようにしてください。すまいるネットでは設計事務所や工務店の紹介を行っています。ぜひご利用ください。
2018年02月09日現在
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Q. 少ない資金でリフォームできませんか?
古い物件を安価で購入し、 リフォームを計画しています。少ない資金でリフォームをしたいのですが、何かよい方法はありませんか
A.「DIY」という言葉をご存知ですか。
DIYとは、英語で「Do It Yourself」の略語で「住まいと暮らしをよりよいものにするために、自らの手で快適な生活空間を創造すること」をいいます。
専門の業者を通さず自身で作業することによって、要する費用は材料費のみとなり安価で行うことができます。DIYer(DIYをする人)のなかには「充実感や達成感を味わえる」ことに魅力を感じておられる方も多いようです。
ただ工事によっては、専門的な技術や工具が必要で専門業者に頼んだほうがいい場合や、DIYによる欠陥や危険性など、それなりのリスクもあります。
大手のホームセンターを始め、様々なところでDIYアドバイザーが相談を受け付けていますので、まずはお近くのホームセンターで、DIYについてお話ししてみるのはどうでしょうか。
2018年02月09日現在