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すまいのお悩みQ&A

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  • Q. 不動産査定サイトって?

    空き家を売りたいと思っていますが、インターネット上の不動産査定サイトから依頼するのがよいのでしょうか。

    A.

    空き家に限らず不動産を売却したい場合は、不動産業者に相談するのが一般的です。
     不動産の適正価格を知るためには、特定の不動産業者だけではなく複数の不動産業者に査定を依頼するのが良いでしょう。最近ではインターネット上の不動産査定サイトで、同時に複数の不動産業者から査定を取得することができるようですが、多少手間はかかるものの、直接店頭に訪問して自分の希望や考えを伝えることも大切です。
     そして、不動産の価値や売却の見込み、販売戦略などを総合的に比較して、売却を依頼する不動産業者を決めると良いでしょう。
     もし、活用にお困りの空き家・空き地が神戸市内にあれば、すまいるネットにて「空き家等活用相談窓口(078-647-9988)」を設けておりますので、まずはご相談ください。活用方法などのご意向に沿ってアドバイスをいたします。さらに専門的な相談が必要な場合は、不動産の専門家が、より具体的なアドバイスをした上で、必要に応じてすまいるネットが募集した民間の不動産業者から、売却や賃貸の提案を受けることができます。(すでに不動産会社と契約中、または法人所有の空き家空き地は対象外)

    2024年11月11日現在

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  • Q. 「空き家を売りませんか」と書かれたチラシが届いたけど・・・

    実家を相続したのですが、使い道に困っておりしばらく空き家にしています。そんな中で、突然知らない不動産業者から「空き家を売りませんか」と書かれたチラシが自宅に届きました。もしかしたら、私の住所や空き家の情報が漏れているのでしょうか。

    A.

    法務局で管理している不動産の登記簿には、所在地や面積だけでなく、所有者の氏名住所についてまで、その不動産に関する様々な情報が記載されており、しかも請求すれば誰でも取得することができます。特に空き家にしていることが分かると、不動産業者が積極的に調査することが多いようで、あなたが相続した空き家の登記簿を不動産業者が取得して、その情報を元にチラシを送ったのかもしれません。

    2024年11月11日現在

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  • Q. 車いすで過ごすためのすまいの工夫

    車いすで生活するにあたり、家の中で工夫できることはありますか。

    A.

    壁付けのドアホンは、急な来客時に対応できないことが多いため、子機を使って対応することをお勧めします。また、寝室や部屋の照明をリモコンタイプにし手元や枕元に配置するとすぐにオンオフができて便利です。さらに、リモコンを床に落とさないように箱に入れたり、ストラップを付けたり工夫しましょう。玄関キーもリモコンタイプがあります。設置は、現在使用している鍵の上から簡単に後付けすることができますので検討してみるといいでしょう。車いす生活では、手の届く範囲がこれまでよりも低い位置になります。毎日よく使う物は手の届く位置に置きましょう。部屋を移動する際に、家電のコードなどを踏まないように壁に沿わせておきます。和室がある場合は、畳の損傷が激しくなりますので、クッションフロアを敷くなどの対策をお勧めします。

    2024年11月11日現在

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  • Q. 車いす生活での住み替え

    病気で足が悪くなり、車いすで生活することになりました。現在住んでいる集合住宅は階段しかなく負担を感じています。今後のことを考え、住替えを検討しています。エレベーター付きのマンションでバリアフリーの住宅を希望しています。

    A.

    まずはお近くの不動産屋さんへ相談することをお勧めします。バリアフリーの住宅をご希望とのことなので、物件は少ないかもしれませんが早めに相談することが大切です。物件は必ず内覧しましょう。確認すべき場所は玄関と室内です。一般的に介助用車いすは横幅78cm程度、自走用の車いすは横幅85cm程度あれば通ることが可能です。次に確認すべきは、段差の有無とドアの開閉が車いすでも問題なくできるかどうかです。玄関や室内に段差があると、普段の生活に負担がかかります。またドアについては、開閉の方向によって室内を移動する際に難しい場合もあります。引き戸の場合は、移動しやすいので内覧時に見ておきましょう。さらに物件から通院しやすいか、坂道はあるか、駅にエレベーターがあるかなど事前に周辺を散歩してみると良いでしょう。

    2024年11月11日現在

  • Q. 自分でできることから始める地震への備え

    家の地震対策をしなくてはいけないなと気になっているのですが、大掛かりな耐震工事などにはなかなか手が付けられません。せめて、自分でできることがあればやってみたいのですが、何から始めればよいか知りたいです。

    A.

    まずは家の中で長い時間を過ごす部屋を、ぐるりと観察してみましょう。背の高い家具の上に、重いものや割れ物などを積み上げていませんか?落下してきたときに危険を感じるものは、なるべく低い位置に収納しましょう。次に、出入り口付近をチェックしてください。もし家具等が転倒した場合に、ドアが開かなくなるような配置になっていませんか?その場合は、家具等の位置や向きを変えましょう。
    まずは家の中で長い時間を過ごす部屋を、ぐるりと観察してみましょう。背の高い家具の上に、重いものや割れ物などを積み上げていませんか?落下してきたときに危険を感じるものは、なるべく低い位置に収納しましょう。次に、出入り口付近をチェックしてください。もし家具等が転倒した場合に、ドアが開かなくなるような配置になっていませんか?その場合は、家具等の位置や向きを変えましょう。
    次に、ホームセンターなどで手に入れられるものを使って家具の固定をしてはいかがでしょうか。阪神・淡路大震災で亡くなった方のうち、死因の7割以上が窒息・圧死であったとのデータがあります。釘やねじを使って天井や壁に家具を固定することが基本ですが、粘着剤で固定するもの等もあります。さらに、床側にも滑り止めの転倒防止マットなどを併用すれば、より効果が高くなります。設置場所や家具にあったものを選びましょう。また、設置位置や方法などが間違っていると、せっかく取り付けても効果が発揮されないので、説明書をよく確認して慎重に取り付けてください。テレビや冷蔵庫などの大きな電化製品には固定ベルト等を使って、対策をしましょう。その他、窓や家具のガラス部に飛散防止フィルムを張る、家具の扉開放防止器具を取り付けることも対策になります。

    2024年11月11日現在

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  • Q. 空き家を手放す決心がついていません

    両親から受け継いだ実家が空き家の状態で、換気や掃除に通うことが負担になっています。とはいえ手放す決心がついておらず、何か良い方法はないでしょうか?

    A.

    家は住まなくなると一気に傷んでしまうので、管理の時間が取れない場合には、管理代行サービス(有料)を利用されるのも一つの方法です。定期的に人が入ることで、維持管理や防犯の効果が期待できます。また、賃貸等で他の人に活用してもらうのも良いでしょう。居住目的以外にも最近は「まちの図書館」や「子ども食堂」など公益的活動の場として貸与する事例が増えています。神戸市では『空き家・空き地 地域利用バンク』を設け、空き家や空き地の所有者と、公益的活動の場を探している団体のマッチングを支援しています。公益的活動のため家賃収入は大きくありませんが、家を健全に保ちながら地域貢献にもつながります。将来、ご実家の今後を考える際にも選択肢が広がるのではないでしょうか。

    2024年11月11日現在

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  • Q. コワーキングスペースを作りたい

    コワーキングスペースや交流の場を作りたいのですが、なるべく費用をかけず、色々な人に関わってほしいと思っています。

    A.

    社会問題にもなっている空き家を、拠点として活用してみるのはいかがでしょうか。空き家の増加に伴い、空き家活用のビジネスやサービスも年々多様化しています。すでにある資産を活かすことも、持続可能かつ拠点に付加価値をもたせる選択の一つかもしれません。
    DIYできる部分を近隣の方や友人に手伝ってもらい、作り上げる段階から関わる人を増やす工夫をすると、改修費用を抑えつつ拠点の認知度の向上に役立ちます。
    なお、例えば神戸市の『空き家地域利用応援制度』では、空き家を地域活動や交流の拠点として活用する場合、改修や片付けなどの費用の補助を受けることができます。公益的活動が対象ですが、条件が合えば、コワーキングスペースや居住スペースと併用できる場合もあるので、詳細についてはすまいるネットまでお問い合わせください。各市町でも空き家の管理・活用に対して支援している場合があるため、空き家所在地の自治体にご確認ください。

    2024年11月11日現在

  • Q. リフォーム工事契約のトラブル

    自宅の外壁リフォーム工事の契約をしました。費用は口頭で約束しただけで、契約書面は交わしていません。着工して半年たちますが、まだ完成しておらず、工事がいつ終わるのか予想がつきません。工事代金100万円のうち、着工時に30万円を支払っています。このたび業者から、追加費用として20万円を求められました。このまま追加費用を支払うべきなのでしょうか。

    A.

    契約は書面を交わさずに、たとえ口約束であっても、当事者間の合意によって成立します。しかし、契約内容をはっきりさせないまま仕事を進めてしまうと、双方の考え方に食い違いが生じ、思わぬトラブルに発展することがあります。このようなことがないよう、契約の内容をしっかり書面に残しておく必要があります。今からでも業者に契約書や見積書を提出してもらいましょう。
    工事の遅れについては、本来は契約前に引き渡しのスケジュールを話し合い、双方の合意の下で工期が決定されるべきでしたが、今後の工事の見通しの説明を業者に求め、進捗状況を記載した工程表を提出してもらいましょう。追加費用の請求についても、追加費用の内訳明細をもらい、項目を確認し、不明な点は質問し話し合いをしましょう。お互いが納得できる状況を見つけ、記録に残していくといいでしょう。
    もし業者との話し合いが上手くいかない場合はどうしたらよいでしょうか。
    現在契約中の業者が工事を完成させることができるのか、見極めることが必要です。どうしても工事の完成が難しいのであれば、工事が遅れていることを理由に契約解除し、代金を精算の上、他の業者へ依頼するのも一法です。現在契約中の業者で工事を続行するのであれば、契約の内容と現場の施工状況を確認し、完成といえる条件を双方で明確にするために書面に残しておくことをお勧めします。

    2024年11月01日現在

  • Q. 借地に建てた家を処分したい

    先日母が亡くなり空き家になった実家を相続しました。実家は借地の上に建っており、老朽化もあり利用する予定がありません。地主に土地を返したいのですが、どういう手順ですすめればよいでしょうか。

    A.

    ①借地契約書で契約期間、契約内容をよく確認しましょう。契約期間が満了していない場合、途中で解約するためには地主との合意が必要になります。
    ②地主に借地契約を更新しない意向を報告しましょう。何も報告せずに建物を解体してしまうとトラブルに発展する可能性がありますので注意してください。
    ③地主と交渉しましょう。返却に伴う期間や残存する建物の処分方法、費用の負担をどちらがするかなどを話し合ってください。契約が満了し借主が契約を更新しない場合、原則借主が建物の解体費用を負担して原状回復(更地)してから土地を返還することになります。しかし、地主との交渉次第で地主に建物を買い取ってもらえる場合があります。また、建物の所有を目的とする土地の賃借権を「借地権」といい、土地の価格の数十%相当もの価値があり第三者に売却(譲渡)することもできます。ただし、借地権の売却(譲渡)や抵当権設定、建替えや大規模改修をする場合は地主の承諾と承諾料が必要です。
    ④借主負担で建物を解体する場合、解体事業者を選び解体工事をしましょう。
    ⑤更地になったら土地を地主に返還しましょう。あわせて、建物を解体してから1カ月以内に「建物滅失登記」をしてください。

    2024年11月01日現在

  • Q. 湿気・カビ対策について

    雨天が続き、湿気やカビも気になります。快適に過ごすための対策を教えてください。

    A.

    カビは温度が20~30℃、湿度が70%以上で栄養分がある場所を好みます。食品等だけでなく、建材に含まれる成分も栄養分としてしまうため完全にカビを排除することは困難です。そこで、室内の湿度をいかに抑えるかが重要となります。晴れた日は窓を開け、空気を入れ替えてください。窓は対角線上に2か所以上開けるのが有効です。雨天時には、湿気の発生する要因をなるべく無くし、室内の水分を減らす必要があります。やむを得ず洗濯物を部屋干しする場合は、除湿器やエアコンの除湿機能を利用するのも効果的です。
    梅雨の時期だけでなく、換気などの行為は、空気の汚れ対策、シックハウス対策にもなり、健康を守る大切な行為ですので、ぜひ実践してみてください。

    2024年10月31日現在

  • Q. 台風への備え

    先日の台風・大雨で各地の大きな被害をニュースで目の当たりにしました。少しでも被害を減らすために、日頃からできる備えはありますか?

    A.

    地震と違って、台風はやって来る時期がある程度予測できます。気象情報等で中心気圧や最大風速などを知ることも出来ますので、あらかじめ万全の対策を立てておきましょう。まず自分が住んでいる地域の危険性や避難場所をハザードマップで確認しましょう。災害ごとに避難場所が指定されているため、それぞれの避難場所へのルートや避難にかかる時間を把握しておくと安心です。備蓄や持ち出し品を用意し、避難先や連絡方法などを家族で決めておくことも大切です。備蓄している食料品は賞味期限まで置いておくのではなく、定期的に消費し食べた分を買い足すローリングストック法を活用することで、備蓄が日常生活に取り入れやすくなります。

    2024年10月31日現在

  • Q. 私だけの事では済まされない!

    古い木造一戸建に住んでいます。耐震診断は以前に受け、耐震補強した方が良いという結果だったのですが、高齢で一人暮らしなので家にお金をかけるのがためらわれ、対策もせず過ごしてきました。ところが、先月子供や孫たちが帰省していたゴールデンウイークの真っただ中、緊急地震速報に驚かされ、地震の報道が始まりました。家族がそばにいる時でこれは私だけの事でないと思い耐震補強を検討しています。どのような手順で進めていけばいいのでしょうか。

    A.

    高齢だし、一人暮らしだし、とのお話しをよく聞きます。今回のように皆さんがお集まりの時、南海トラフ地震が発生して家が倒壊したらと考えると、あなただけの問題では済みません。また、あなたがお一人の時に万が一のことがあったとしたら、ご家族を悲しませることになりますし、建物が崩れると近隣の皆さんにもご迷惑をお掛けすることになります。これを機会にぜひ耐震改修工事を実施して不安を取り除いてください。耐震改修工事までの手順は、まず現状の「倒壊する可能性が高い」を「倒壊する可能性がある」か「一応倒壊しない」のどの強さを目標とするかを考えた上で、建築士に設計図書の作成(計画策定)を依頼します。図書が出来上がったらそれに基づいて工事をすることになります。補強する強さは工事費に比例しますし、壁の補強位置は後の生活にも影響しますので設計図書の作成には積極的に参加してください。

    2024年10月31日現在