高齢者向け住まいを知る
有料老人ホーム
主に民間が設置・運営する食事や生活支援、介護等のサービスがついた高齢者向けの居住施設です。介護付、住宅型、健康型の3種類があります。
介護付 | 介護等のサービスが付いた居住施設です。介護が必要となっても施設が提供する介護サービスを利用しながら生活を継続することが可能です。 |
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住宅型 | 生活支援等のサービスが付いた居住施設です。介護が必要となった場合、自身の選択により、地域の訪問介護等の介護サービスを利用しながら生活を継続することが可能です。 |
健康型 | 食事等のサービスが付いた居住施設です。介護が必要となった場合は、契約を解除し、退去しなければなりません。 |
入居対象(下記の要件をすべて満たす方)
- おおむね60歳以上の方。介護付の施設で入居時の要件が要支援・要介護の場合は、おおむね65歳以上の方。
- 住宅型、健康型の施設の場合は、主として日常生活が自立して行える方
入居時の要件(介護認定)
施設により異なります。
設置主体
株式会社、社会福祉法人、医療法人など(個人経営は不可)
サービス
(契約内容に基づき)食事、相談・助言、健康管理、レクリエーション、介護、機能訓練
居室の基準
定員
原則として個室(夫婦部屋を含む)。多床室を設ける場合、4人/室以下。
面積
13m2/人以上。神戸市の基準では、一般居室は原則25m2以上。
費用について
支払い方式
一時金方式、月払い方式、選択方式があります。
- 一時金方式:家賃相当額やサービス費等の全部又は一部を一括して前払いする方式
- 月払い方式:家賃相当額等を月払いする方式
- 選択方式:入居者が一時金方式と月払い方式のいずれかを選択
入居時必要な費用
- 入居一時金:一時金方式の場合、家賃相当額や手厚いサービス費等の前払い金として必要です。
- 敷金:退去時の未払い金や居室の現状回復費用などに充てられる費用として必要な場合があります。
「保証金」等、施設によって名称は異なります。
月々必要な費用
- 家賃相当額、食費、管理費(事務費等)、光熱水費、手厚いサービス費、その他日常生活費等。
- 介護保険サービスを利用した場合は、その自己負担分
介護保険サービスの種類
- 【介護付】
特定施設入居者生活介護(地域密着型含む) - 【住宅型】
居宅サービスを利用(必要な場合)
利用可能期間
- 【介護付】
重度の介護まで(ただし、契約内容によります。) - 【住宅型】
居宅サービスを利用して生活できるまで - 【健康型】
介護が必要となったら退去
利用申込先
施設へ直接
その他
- 居住の権利形態には、利用権方式、建物賃貸借方式などがありますので、選択にあたってはよく検討する必要があります。
- 入居して90日以内に何らかの理由により退去した場合、入居金について、クーリングオフ制度が適用されます。(対象となる範囲は要確認。)