災害に備える

予備知識

買うとき、建てるときの注意

これからすまいを買う方、新築する方は、まずハザードマップを確認しましょう。日本は非常に災害の多い国であるとともに、近年は地球規模での気候変動のため、台風や大雨などの被害が大きくなっています。新しいすまいを考えるとき、災害の少なそうな場所を選ぶことができるなら、それにこしたことはありません。また、災害がありそうな場所でも、十分に対策する費用があれば心配ない、という考え方もあります。しかし、多くの方は、限られた予算、限られた時間のなかで、新しいすまいを見つけなければならないでしょう。
これから家を買おう、あるいは建てようと思っている方は、その土地のハザードマップを確認することで、どんな災害でどの程度の被害を受ける可能性があるかを知ることができます。被害の可能性がわかっていれば、どんな備えが必要かを考えられます。例えば、浸水の可能性がある土地でも、予想されるのが床下浸水程度なら、土地自体をかさ上げする、防水壁を設けるなどの対策をしておけば、被害を減らすことができます。 これからのすまい選びに、価格やエリアも重要ですが、将来にわたって安心な生活をするために、災害への備えも大変重要といえるでしょう。

神戸市では、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内にある既存不適格住宅に対して移転、改修を支援する補助制度を設けています。

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