災害に備える

建物の備え

住宅の耐震化

2018年の大阪北部地震では、神戸市内でも震度4の揺れを観測したところがありました。「ウチにいたけど結構ゆれたわ」という方も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震(レベル2)で予想されている神戸の震度は、震度5強から6強で、震度6強では耐震性の低い木造では大きく傾いたり、倒壊する可能性があります。みなさんのすまいは大丈夫でしょうか。

住宅は建築基準法に定められた耐震基準に合わせて建築されます。耐震基準は建築技術の進歩や、経験した震災の被害程度を考慮して、何度も改正が行われていますが、大きく改正施行されたのが1981年6月で、それ以前の建物は「旧耐震」以後のものは「新耐震」といわれています。新耐震基準では、建物の強度を「極めてまれに起こる大規模地震(震度6強〜7)でも倒壊・崩壊しないこと」と定めています。 「うちは旧耐震だ」という方、また新耐震だけれど地震のときの揺れが気になる方は、まず下記のリンクからご自分で耐震診断をしてみましょう。その結果、耐震性に問題がありそうなときは、専門家による耐震診断を受けましょう。

神戸市では1981年5月31日以前に着工した住宅を対象に、無料で耐震診断員(建築士)を派遣しています。住宅の耐震診断のための現地調査後、耐震診断報告書をお届けし、内容の説明と耐震改修へのアドバイスを行っています。また、耐震改修工事に助成金を交付する制度もあります。詳しくは下記のホームページをご覧ください。

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